受験戦略
更新: 2025-01-29
同時合格を目指す方法
応用情報技術者試験と支援士試験を同じ試験期に受験する戦略
AP・SC同時合格とは
同じ試験期間内に応用情報技術者試験(AP)と情報処理安全確保支援士試験(SC)の両方に合格することを目指す戦略です。
試験方式の変更について
令和7年度(2025年度)まで:ペーパー方式
従来の試験は春期・秋期ともに同一日に実施されるため、APとSCを同じ日に受験することは物理的に不可能でした(試験開始時に入室している必要があるため)。
そのため、同時合格を目指す場合は:
- 春期にAP、秋期にSC(または逆)と分けて受験
- 半年〜1年かけて両方の合格を目指す
という方法しかありませんでした。
令和8年度(2026年度)から:CBT方式
2026年度から応用情報技術者試験・高度試験・支援士試験がCBT(Computer Based Testing)方式に移行予定です。
主な変更点
| 項目 | 変更前(ペーパー) | 変更後(CBT) |
|---|---|---|
| 試験日 | 春期・秋期各1日 | 一定期間内の複数日から選択 |
| 会場 | 指定会場 | 全国のテストセンターから選択 |
| 科目名 | 午前I・午前II・午後 | 科目A-1・科目A-2・科目B |
同時受験が可能に
CBT方式では受験者が試験日時を選択できるため、APとSCを別の日に予約することで、同じ試験期間内に両方を受験できるようになります。
同時合格のメリット
- 学習効率: 知識が新鮮なうちに両試験に挑戦できる
- 共通範囲の活用: セキュリティ・ネットワーク等の知識を両試験で活かせる
- モチベーション維持: 集中して学習に取り組める
- キャリアアップ: 短期間で2つの資格を取得できる
同時合格のデメリット・注意点
- 学習負担: 両試験の範囲を同時に習得する必要がある
- スケジュール管理: 2つの試験日程を調整する必要がある
- 費用: 受験料が2試験分(計15,000円)必要
おすすめの受験順序
パターン1: AP → SC(推奨)
- 先にAPを受験・合格
- APで午前I免除資格を取得
- SCを午前I免除で受験
メリット: SCの午前I(科目A-1)が免除されるため、SC対策に集中できる
パターン2: SC → AP
- 先にSCを受験
- 後からAPを受験
メリット: セキュリティ知識が深まった状態でAPの午後セキュリティ問題に臨める
学習戦略
共通で学習すべき分野(効率化のポイント)
両試験で出題される分野を優先的に学習することで効率アップ:
- セキュリティ(APの午後でも必須選択)
- ネットワーク
- データベース
- システム開発
AP固有の学習
- 経営戦略・法務
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
SC固有の学習
- 暗号技術の詳細(公開鍵暗号、ハッシュ関数等)
- 認証プロトコル(OAuth、SAML等)
- セキュリティ運用・インシデント対応
- 法規・ガイドライン
午前I免除制度の活用
SCの午前I(科目A-1)は、以下の条件で2年間免除されます:
- 応用情報技術者試験に合格
- 高度試験に合格
- 高度試験の午前Iで基準点以上を獲得
APに合格してからSCを受験する流れが最も効率的です。